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中日对照阅读:来自草叶影子下的问候

发布时间: 2012-05-09 09:51:23 作者: sxsgeass

  むかしむかし、あるところに、とてもなまけ者の男がいました。

  很久很久以前,在某个地方,有个很懒惰的男子。

  男は近所の大旦那(おおだんな)の家でいていましたが、少しでも金が入るとすぐんでしまうので、いつもお金がありません。

  男子在附近的大老爷家打工,但是就算只是拿到一点钱也会很快花完,所以经常没有钱。

  ですからすぐに大旦那のところへ行っては、「旦那さま。必ずお返しますから、お金をしてください」と、お金を借りて来るのです。

  所以就会立刻去大老爷家借钱。「老爷。借点钱给我吧,我一定会还给你的」

  ですが借りたお金は、まだ一度も返した事はありません。

  可是借来的钱从来没有还过。

  さて、もうすぐお正月だというのに、男の家には食べるお米がなくなってしまいました。(困ったな。さすがの大旦那も、これ以上はしてくれそうにないしな。何かよい言いでもあればだが)

  话说,很快就过年了,可是男子家连吃饭的米都没有了。(可真烦恼啊。就算是大老爷,也不会再借给我了吧。当然要是有个好点的借口,那就另当别论了)

  をかかえんで考えた男は、ある名案を思いつきました。「そうだ!これならうまくいくぞ!」

  男子苦思冥想后终于有了个好主意。「有了!这样的话一定没问题的!」

  そしてその名案をおかみさんにすと、さっそくおかみさんを大旦那の家に行かせました。

  然后把这个好主意告诉妻子之后,立刻让妻子去大老爷家。

  おかみさんは大旦那の家にやって来ると、いかにも悲しそうなで大旦那に言いました。「大旦那さま。は昨日、うちの主人が死にました。家には今日食べるお米もありません。どうか、お米を一(いっぴょう)、してください」

  妻子来到老爷家,装出很悲伤的样子对大老爷说道「大老爷,其实我丈夫昨晚就过世了。家里现在连吃的米都没有了。请无论如何借一袋米给我吧」

  それをいた大旦那は、びっくりです。「何と!あれほど元だったのに、人の命とは分からぬものだな。よしよし、何も心配はいらないよ。お前の家にはしがいっぱいあるけれど、米の一ぐらい。いや、そこに米が三あるから、全部持っていくがよい」

  听到这个消息的大老爷大吃一惊。「什么!那么精神的一个人啊,人的命运可真说不准啊。好吧好吧,别担心。虽然已经借给你们很多东西了,但是就一袋米而已嘛。不,这里有三袋米,都拿去吧」

  大旦那はおかみさんに同情(どうじょう)して、三のお米の他に、大金までしてくれました。

  大老爷对他妻子很是同情,除了三袋米,还借了很多钱给她。

  さて、三のお米と大金を手に入れた男は大喜びで、しばらくは何不自由なく暮らしていました。

  拿到了三袋米和一笔钱的男子欣喜若狂,舒舒服服地过了一段日子。

  でも少しもかないので、そのうちにお金もお米もなくなってしまいました。

  但是由于一点都不工作,所以过了不多久,钱和金子都没有了。

  そこでまたきに行こうと、大旦那の家の前まで行ったのですが、「待てよ。このまま大旦那の家に行っては、死んだと言ったうそがばれてしまうぞ。しかし、かないと本当にえ死にしてしまうし」

  于是想着要去工作,就来到了大老爷家。「等等。这样去大老爷家的话,我已经死了的谎言就要被拆穿啦。可是,不工作的话真的要被饿死了」

  男がどうしようかと、大旦那の家の前でウロウロしていると、大旦那が突然家から出てきました。

  男子正在大老爷家门口徘徊,想着怎么办时,大老爷突然从家里出来了。

  (しまった、つかったか)男は大あわてで、近くの草むらの中へれました。

  (惨了,被发现了)男子慌忙躲进附近的草丛里。

  しかし、男の姿をはっきりとた大旦那は、ため息をつきながられている男に言いました。「おいおい、よりにもよって死んだなんて、うそをつくにもほどがあるぞ。さあ、出て来い」

  可是,看到了男子身影的大老爷叹着气对藏起来的男子说道「喂喂,怎么偏偏要说自己死了的慌呢。出来吧」

  「……」

  「……」

  男が出て来ないので、大旦那は草むらのそばにやって来ました。

  由于男子不出来,所以大老爷就来到草丛旁边

  すると男は、大旦那に手を合わせて言いました。「いえ、うそなんかついていません。こうして、草のかげからおがんでおります」

  那男子对着大老爷双手合拢说道「不,我没有说谎。我这样是在草叶下的影子里行礼」

  ちなみに草のかげからというのは、なくなった人の事をいうに使う言です。

  顺便说一下,所谓在草叶的影子下,是在说死了的人的时候才用的词。

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