むかしむかし、部谷(くろべだに)の山里に、(ご)の大好きな八人の男がいました。
很久很久以前,在黑部谷的山里,有痴迷下棋的八个男子。
八人の男はひまさえあれば、石(ごいし)を打ってしんでいました。
八个男子只要一有空,就喜欢下围棋。
ある日の事、いつものに八人がをしていると、どこからか一人の老人がやって来て、「わしもが好きでな。すまないが、わしにも一つ打たせてはくださらないか?」と、んだので、「ああ、いいですよ」「の好きな人は、大迎です」と、老人を仲に入れたのですが、これがなかなかの腕前で、八人の中で一番いと男と互角のをするのです。
有一天,八人像往常一样正在下棋的时候,不知道从哪里来了个老人,拜托他们说「我也喜欢下棋。能不能让我也参加一下啊?」「可以啊」「喜欢下棋的人,我们欢迎啊」就让老人也加入了其中,那老人技艺高超,和八人中最厉害的男子不分胜负。
それから老人は日来るになり、みんなとをしんでいました。
之后老人每天都会来,和大家一起愉快地下棋。
さて、それから一年がぎた、老人が八人の男たちを自分の家に招待しました。
话说,过了一年后老人邀请八个男子去自己家里。
老人の案内で谷をむと、大(おおだき)の前に出ました。
由老人带路进了山谷,来到了瀑布前。
「家は、このの中にあるんだ。わしにいて、をくぐってくだされ」老人にいて八人がをくぐると、そこには立派な(くろもん)にまれたご殿(てん)がありました。
「我家就在这瀑布里面。跟着我就能穿过这瀑布进去」八个人跟着老人穿过瀑布,在里面有围着气派的黑门的豪宅。
このご殿が老人の家で、男たちは奥座敷(おくざしき)に通されると、大なごちそうのもてなしを受けました。
这豪宅就是老人的家,把男子们让进正厅后,热情款待了他们。
ご殿では一日中、のに美しい娘たちが三味(しゃみせん)、胡弓(こきゅう)、尺八(しゃくはち)を伴奏(ばんそう)にしており、まるで天国にいるようです。
在豪宅中,一整天都让美的像从画里走出来一样的女子们用三味线,胡琴,萧伴奏,恍如在天堂一般。
そして二日後、八人は家にる事にしました。
这样过了两天后,八人决定回家了。
老人は、八人とのれをとても惜しみ、「せめて最後に、世にも珍しいごちそうを差し上げましょう。生きすれば、また一にを打てるかもしれんでな」と、とが人で、胴がの(たい)の姿をした人の料理を出したのです。
老人很舍不得和八人分开,「至少在最后,送你们一点世上罕有的好东西吧。如果能长生不死的话,那又能一起下棋了」就拿出头和脸是人形,身体是鲷鱼的人鱼料理。
(うへっ、さすがにこれは???)味く思った八人は、人を食べるふりをしてに包み、元来た道をたどっての外に出ると包みの人を川にてました。
(呜哇,这个不愧是???)觉得恶心的八个人假装吃人鱼,用纸包了起来,顺着来的时候的路,走出瀑布后就把用纸包着的人鱼扔到河里了。
さて村にると、老人のご殿にはたった二日いただけのなに、なんと二年もの月日がたっていたのです。
回到村子后,发现虽然只是在老人的豪宅里过了两天,而实际上却好像已经过了两年了。
そして八人の中で一人だけ、包みを持ってった男がいました。
八人中只有其中一个人把包着人鱼的纸拿回家了。
その家の娘がそれと知らずに包みの人を食べたところ、娘は何年たっても年を取ることがなく、若々しい姿のまま三百まで生きしたという事です
而他家的女儿在不知道的情况下,吃了纸包着的人鱼,就这样不知道过了多少年都没有老过,一直活到三百岁都还是那么年轻的样子。